2011年11月3日木曜日

噛めば噛むほど・・・

こんにちは。 8号こと那須ハチです。

『第三回 材木座らくご会』を無事に終了できましたことを、御礼申し上げます。
ご来場いただいた皆さま、告知やチケットの販売にご協力いただいた皆さまのご支援があっての、
『材木座らくご会』だと思います。

既に、終了して10日ほどたつのですが、スタッフとして振り返ってみると、
手前味噌になってしまいますが、とても味わいのある落語会になってきたなと思います。

会場の雰囲気、ご来場の皆様の趣、子供たちの笑顔、噺家の実力、、、、
いいバランスで形になってきたのかな、と思います。
しいて言えば、我々の席亭の挨拶が、、、、。
※席亭は、毎回たくさんの来場者に感激して舞い上がっております。ご了承ください。


さて、当日のレポートです。
今回のご出演は、『桃月庵白酒(とうげつあん はくしゅ)』師匠。
私も大好きな噺家ですが、過去3回のアンケートでも毎回名前があがっていた待望の出演です。



演目は、『金明竹』、『井戸の茶碗』の二席でした。
一席目でがっちり子供のハートをつかんだ師匠は、
二席目に敢えて子供にはわかりづらいネタを持ってきました。
この噺は屑屋さんの仕草から入るのですが、
噺に入った瞬間、自分は会場後方で「やられた!」と思いました。
得意なネタとは知っていましたが、まさか、このネタでくるとは!

でも、子供でもある程度分かるように、しかし大人も満足するように、
その微妙なライン上をうま~~く綱渡りのように渡りきってしまいました。
凄いですね!
ここが、ライブの良さです。あの感覚はライブでないと感じられません。
『材木座らくご会』らしいライブ感(←ここ重要!) を、
感じてもらえたのではないでしょうか。


もう次の会が待ち遠しくてたまりません!
次回は、誰に出演いただけるでしょうか?
本当は、「次回はこの方です!」って告知できればいいのですが、
そこまでできていなくて、スミマセン!
少しずつ頑張っていきます。


>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

さて、今回は準備の様子などをレポートしてみましょう。

こんな立派なお寺で落語会ができるのは、本当に幸せです。

準備が進みます。オジサンたちがせっせとチラシのセットをやっているのは、結構かわいいでしょ?
今回は、前回の反省に立って椅子の配置なども工夫しました。

『席亭挨拶』の練習中です。厳しいダメだしの声が飛びます。(笑)
続々と集まるお客様。
高座の上から客席を見るとこんな感じです。やっぱり、この会場はいいなぁ!

子供達も高座に釘づけ。
大人と子供が揃ってる雰囲気がなんとも言えずいい感じ。

周囲も暗くなり、高座の明かりと対照的。

仲入りでの「お楽しみ抽選会&子供じゃんけん大会」。
一番楽しんでいるのは、席亭かも。
ちなみに、席亭のカブリモノ、今回は「栗」でした!



『材木座らくご会』は、今後も亀の歩みで進みます。
出演者の選定以外は背伸びをせず、
身の丈に合った、材木座の雰囲気に合った会を続けていきたいと思います。


※本日は、私の息子の誕生日。実は、とある噺家さん(故人)のお名前を拝借しています。
そしてさらに! ただ今、スタッフの4号・岡田が「湘南マラソン」のフルマラソンに初挑戦中です!
事前の打ち合わせでも、落語会当日の打ち上げの席でも酒を飲まず、2か月禁酒をしてきた
成果で完走してきてほしいと思います。がんばれ~~!